2024年10月27日　QST（量子科学技術研究開発機構 ）千葉地区が一般公開されます（2024年10月情報）

2024年10月27日に、QST（量子科学技術研究開発機構 ）が一般公開されます。

2024年度QST千葉地区一般公開申込フォーム
》https://www.d-wks.net/qst241027/form

QST（量子科学技術研究開発機構 ）一般公開の開催内容

講演会

• 定員50名（先着順）
• 各回完全入替制となります
• 配布資料はありません

◆​10時15分～11時00分 「重粒子線治療の保険適用拡大と今後の展望」

2024年6月に新たに早期肺がん、局所進行子宮頸部扁平上皮がん、婦人科の悪性黒色腫に対する粒子線治療が保険適用となりました。早期肺がんに対し、QST病院では1日で治療が終わる1回照射を行っています。今回は肺癌に対する重粒子線治療の開発の歴史を始め、現在行っている様々な治療や研究についてもご紹介します。

中嶋美緒 課長（QST病院 頭頸部胸部腫瘍課）

◆13時15分～14時00分 「みる・しる認知症 ～脳で起きていること、生活と予防策～」

認知症には有名なアルツハイマー病以外にもいろいろな種類があります。同じ症状でも脳で起こっていることは異なり、根本的な治療法はまだありません。異常なタンパク質の蓄積が認知症の発症に関係しており、最近、保険適応となった抗アミロイドβ療法は病気の進行を遅らせる可能性があり期待されています。本発表では、PET（陽電子放射断層撮影）を使った認知症の脳の可視化技術を紹介し、生活や予防策についても触れます。

遠藤浩信 主任研究員（量子医科学研究所 脳機能イメージング研究センター）

整理券制の企画

• 当日配布の整理券制で実施する企画をご紹介します
• 企画ごとにスケジュールや場所が異なるので、ご注意ください

◆身近な食品を使って抗酸化作用を調べるミニ実験

身近な食品を使って抗酸化作用を調べるミニ実験を行います。

• 対象年齢
  小・中学生向け。小学校低学年のお子様は保護者同伴でお願いします。
• 実施時間
  (1)10時00分～10時30分 (2)11時30分～12時00分 (3)14時00分～14時30分
• 定員
  各回12名

整理券が必要です。配布は「1.研修棟」3階講義室入口前にて行います。
配布時間:9時30分から

◆AR体験で放射線を見てみよう！

AR(拡張現実)で、放射線診断時の放射線の広がりを見る体験です。

• 対象年齢
  小・中学生向け。小学校低学年のお子様は保護者同伴でお願いします。
• 実施時間
  (1)10時00分～ (2)10時30分～ (3)11時00分～ (4)13時30分～ (5)14時00分～ (6)14時30分～
• 所要時間
  各回20分程度
• 定員
  各回10人程度

整理券が必要です。配布は「2.講堂」入口受付にて行います。
配布時間:9時30分～(午前の部) 13時00分～(午後の部)

◆超偏極MRI実験室の見学

• 実施時間:(1)11時00分 (2)14時00分 (3)15時00分
• 定員:各回20名
• 整理券配布時間:(1)10時00分～ (2)13時00分～ (3)14時00分～
• 場所:量子生命棟1階エレベーターホール前

おすすめコース

おすすめコースをご紹介いたします。整理券が必要です。

詳細はコチラ
》https://www.qst.go.jp/site/chiba-koukai/program.html#04

◆親子でとことん体験コース

• 1.研修棟で、放射線の観察や測定、抗酸化作用を調べるミニ実験^※に参加
• 2.講堂で放射線の広がりが見えるAR（拡張現実）^※を体験
• 4.量子生命棟でクイズ、ゲームに挑戦
• 5.被ばく医療施設で患者さんに見立てた人形を放射線測定器で検査、自分の体内カリム-40を測定

◆がっつり医療コース

• 6.分子イメージング棟・画像診断棟で、認知症やがんのPET検査について学ぶ
• 7.重粒子線棟で、巨大な加速器（HIMAC）を見学して重粒子線がどのように作られるか学ぶ
• 8.新治療研究棟で重粒子線がん治療について学び、治療室を見学する

◆大きい機械、珍しい装置の見学コース

• 3.静電加速器棟を見学
• 4.量子生命棟で超偏極MRI実験室を見学^※
• 7.重粒子線棟で重粒子線加速器（HIMAC）を見学

来場者プレゼント

• カードラリーやアンケートにご参加いただいた方に配布します
• どちらも数には限りがございます（無くなり次第、配布終了）

◆限定配布 お宝研究アイテムカード

カードには、日々研究で使う装置などに対する研究者の愛がたっぷり込められています。
来場時にお渡しするガイドマップをたよりに、配布している公開施設を回ってカードを集めよう！

集めたカードで何かができる？！

◆QST千葉地区オリジナルデザインのハイチュウ

来場時にお渡しするアンケートにご回答いただいた方に差し上げます。

私たちQSTを知ってほしい、覚えてほしい、という思いを込めて、
ゆるーいメッセージをのせました。グレープ味です。

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QST（量子科学技術研究開発機構 ）一般公開の開催概要