はじめに
みなさん、こんにちは!今回は、ゴキブリ対策と退治の方法を紹介します。
1人暮らしで困ることナンバーワンと言っても過言ではない「ゴキブリ対策」。1人暮らしの部屋でゴキブリが出たら安心して寝れないなんて人も多いのではないでしょうか。
ゴキブリが出ないようにするためにはどうすれば良いか、ゴキブリを発見したときは、どのように退治すればよいかなど、1人暮らしの皆さんの悩みを解決していきたいと思います。
ゴキブリはなぜ出るのか
そもそもゴキブリはなぜ部屋の中に侵入してくるのでしょうか。まずは、その原因を知り、あなたの部屋が「ゴキブリ好み」かどうかチェックしてみてください。
もし「ゴキブリ好み」の部屋だったら、「ゴキブリが好まない」部屋をつくる方法を以下の項目で紹介するので、それらを参考にゴキブリ対策を行ってください。
ゴキブリが好きなもをを「匂い」と「えさ」に分けて紹介します。
匂い
ゴキブリは匂いにつられて部屋に侵入してきます。そしてその部屋の匂いを覚えて、
侵入を繰り返します。
ゴキブリが好きな匂いは、アニスや玉ねぎ、山椒の匂いです。アニスはハーブの一種で使っている人は少ないと思いますが、玉ねぎはどうでしょう。どんな料理にも使いやすく、長持ちする玉ねぎを家に常備している人も多いのではないでしょうか。
玉ねぎを使わずに放置していたり、玉ねぎからでた生ゴミをそのままにしておくのは危険です。まさにゴキブリ好みの部屋になってしまいますよ。暖かい時期は、玉ねぎを買い溜めせず、使い切ってしまいましょう。
えさ
ゴキブリは雑食性で、基本的になんでも食べますが、好物があります。
ゴキブリの好物は、油脂、砂糖、肉、じゃがいも、パンくず、チーズといった栄養価が高いものです。これらの食品はなるべく冷蔵庫や棚の中など、侵入しにくい場所に保管しましょう。パンくずや砂糖などが床に落ちていないように、こまめに掃除するのも大事です。
ゴキブリが好きな匂いやえさは、ゴキブリ対策として利用することもできます。次章から詳しく説明しますが、「ホウ酸団子」と玉ねぎを混ぜて置いておくと、ゴキブリをおびき寄せて退治しやすくする効果もあります。
「ゴキブリの好み」を覚えておくことが、ゴキブリ対策の第一歩です。
ゴキブリ対策の方法
ゴキブリ対策にはさまざまな方法がありますが、今回は1人暮らしの大学生が試しやすい方法を2つ紹介します。
1つ目が毒えさを使った方法です。この方法はゴキブリ対策の中で最も効果的です。なぜなら、一回毒えさを設置すれば、卵を含めた全てのゴキブリを一気に退治することができるからです。ホウ酸団子やコンバットが毒えさに当たります。
2つ目が、粘着シートを使った方法です。ゴキブリホイホイが代表的な例です。この方法はお手軽で、設置するだけなので簡単ですが、罠にひっかからないことがあります。前に説明したゴキブリの好物を一緒に設置すると効果的です。
ゴキブリ対策 毒えさ偏
毒えさを使ったゴキブリ対策の方法としては、ゴキブリキャップやコンバット、ホウ酸団子、グラックキャップ、重曹などを使う方法がありますが、ここでは「ブラックキャップ」と「重曹」を使った対策について紹介します。
ブラックキャップ
効果
毒えさのなかでも最も効果があると言われているのが「ブラックキャップ」です。ブラックキャップの有効成分フィプロニルで、この成分の特長は主に3つです。1つ目は、なんといっても即効性です。置いたその日から効果があるブラックキャップの即効性は他の毒えさと比べて評価が高いです。
ブラックキャップの毒えさを食べてからゴキブリが死ぬまでにかかる時間は5時間~1日とされています。ゴキブリの種類によって、この時間は異なりますが、大型のゴキブリも短期間で退治することができます。
フィプロニルの特長2つ目は、ゴキブリ本体だけでなく、メスの卵にも効果があることです。卵も死滅させるので、ゴキブリの増殖まで防ぐことができます。
ホウ酸団子や重曹は卵まで死滅させることはできないので、その点で効果的なゴキブリ対策といえます。
フィプロニルの特長3つ目は巣に住むゴキブリにも効果がある点です。えさを食べたゴキブリのフンや死骸を食べたゴキブリも駆除することができるので、ゴキブリの巣ごと一気に退治することが可能です。
設置場所と設置数
アース製薬の公式ホームページによると、設置場所は「台所の隅や流しの下など、ゴキブリの生息する場所に5㎡あたり2~4個」とあり、効果的な設置場所は以下のように書かれています。
・引き出しの中
・鉢植えのそば
・冷蔵庫の下
・棚の中
・流しの下
・台所の隅
だいたい1人暮らしの部屋だと4~6個ぐらい設置すれば良さそうですね。残ったブラックキャップは、元のアルミの袋に入れて密閉して保存しておきましょう。ただし、一度開封してしまったものを次の年に使うことはできないので気をつけてください。
使用期限
アース製薬の公式ホームページよると、ブラックキャップの使用期限は約6ヶ月とされています。未開封の場合は4~5年は使えるようです。
ブラックキャップは一度使ったら、次の年の温かい季節には、新しいものを買って使いましょう。
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効果
ゴキブリ対策の方法としてはあまり知られていない「重曹」ですが、実はさまざまな利点があります。まずはその効果についてです。重曹は炭酸の原料です。人間は炭酸を飲むと、月ぷをしてガスをお腹から抜きますが、ゴキブリは人間のようにゲップをすることができません。
ゲップができずにガスが溜まったままのゴキブリは諸説ありますが、内臓が破裂するなどして死滅します。
重曹は人間にとっては無害なので、ゴキブリが出やすい台所や洗面台、棚の下などにまいておきましょう。より効果を高める方法としては、重曹と砂糖を混ぜてまく方法です。前に説明したとおり、ゴキブリは砂糖が好物なため、重曹と一緒にまいておけば、ゴキブリを引きつけて重曹を食べさせることができます。
また、この重曹を使った方法は、ゴキブリだけでなくアリなどの害虫にも効果があります。
安全性、安さ、便利さ
重曹は人間に害が少なく、他のゴキブリ駆除の方法に比べて安全性が高いです。また、重曹はとても安く購入することができます。スーパーだと、50グラム当たり100円もしません。
また、重曹は料理に使えるほか、カーペットの掃除などにも使えて、余ってしまったときにも利便性が高いです。
安全で安く、さまざまな方法で使える重曹、ぜひゴキブリ対策に利用してみてください。
ゴキブリ対策 粘着シート偏
粘着シートを利用した、ゴキブリ対策方法としては「ごきぶりホイホイ」を使う方法があります。ごきぶりホイホイは粘着力によりゴキブリを動けなくするものです。
ほかりが少なく、ゴキブリが出やすい所に設置しましょう。また、ゴキブリの好物である砂糖やパンくず、玉ねぎなどを一緒に置いておくと効果が上がります。
しかし、ごきぶりホイホイはゴキブリを完全に仕留めるわけではないので、粘着にうまくくっつかず逃げられたり、後始末するときに生きたゴキブリと対面する可能性もあります。ごきぶりホイホイを使うときは、うまく工夫して効果的に使いましょう。
ゴキブリ退治の方法
ゴキブリを見つけてしまったら、その場で退治するのが一番手っ取り早くて、安心ですよね。しかし、ゴキブリ用の殺虫剤を持っていなかったり、どの殺虫剤を買えば良いか分からなかったりというハプニングや悩みがあると思います。
ここでは、殺虫剤が無かったとき用に無料でできる洗剤や熱湯などを使った退治方法と、殺虫剤を使った退治方法をご紹介します。
洗剤、熱湯を使った方法
洗剤
洗剤をゴキブリにかけることで、ゴキブリの気門がふさがれて窒息死します。洗剤は家にあって、簡単に準備できるので便利ですよね。
しかし、ゴキブリが死ぬまでに数分かかることもあり、その間に逃げられてしまう可能性もあるため、注意深く落ち着いて行う必要があります。また、後片付けも大変で、カーペットの上などでは行えないことが難点です。
殺虫剤がなく、とっさに駆除する必要があるときに使うのが良いですね。
熱湯
100度の熱湯をゴキブリの上からコップ1杯分くらいかけると、ゴキブリは体温が調整できずに即死します。
ポイントは100度の熱湯をゴキブリの真上から、たっぷりかけることです。
ただし、お湯を沸かすのに時間がかかり、すぐに退治できない点や、後片付けが大変菜点がデメリットです。ゴキブリを見つけたときは焦らずに落ち着き、用意しましょう。
殺虫剤を使った方法
ゴキブリを見つけたら、その場ですぐに退治できる殺虫剤は家に一つ備えておくと安心ですよね。ここでは、ゴキブリ用殺虫剤の定番と、毒性がなく安心して使えるゴキブリ退治用スプレーの2つを紹介していきます。
アース製薬 ゴキジェツトプロ
まず、ゴキブリ退治の定番といったらアース製薬の「ゴキジェットプロ」です。その特長はなんといっても、即効性と、隙間に逃げたゴキブリも仕留めることができるトリガーノズルです。
殺虫剤をかけても、すぐに効き目がないと逃げてしまいますよね。そうすると、またいつ出てくるかの恐怖に駆られながら家の中で過ごすことになります。「ゴキジェットプロ」は、イミプロトリンという有効成分が、ゴキブリの神経を麻痺させ、一瞬で動けなくさせます。
また、もし逃げて隙間などに入ってしまっても、トリガーノズルがついているので、隙間めがけて噴射すれば、ゴキブリが戻ってきて、その隙を突いて駆除することができます。ゴキブリが苦手な人にでも、使いやすい殺虫剤です。
フマキラー ゴキブリスプレー超凍止ジェット
家にペットや子どもがいたり、キッチンなどでスプレーを使う場合、殺虫成分を含むものは心配な方もいると思います。そんな方にオススメなのが、殺虫成分不使用の冷却スプレー、フマキラーの「ゴキブリスプレー超凍止ジェット」です。
-85度の冷却ガスで、ゴキブリの動きを一瞬で止めます。また、すばやいゴキブリを効果的に冷却するために、くぎづけ成分でゴキブリの動きを鈍らせてから冷却します。嫌な匂いやべたつきを残さないので、片付けも簡単です。
ここで一つ注意する点が、ゴキブリは凍結しても、死んでいるわけではありません。温度がもどれば、また動き出すので、早めに外に出すかして駆除しましょう。部屋のゴミ箱に入れておいたら、またゴキブリとご対面・・・なんてこともあるので、外に出すのを忘れないようにしましょう。
ゴキブリとの戦いを終えて
ゴキブリ対策から、退治の方法まで一挙に説明してきました。これらを徹底的に行えば、もうゴキブリを心配をする必要はないでしょう。万が一ゴキブリに出合っても、もうみなさんは戦う術を知っています。
ゴキブリとの戦いを終えたら、頑張った自分にご褒美をあげましょう。暖かい季節、アイスでも食べてゆっくりしましょう。ただし、溶けたアイスを床に垂らしたままにしないように。砂糖好きなゴキブリがまたやってくるかもしれません・・・
そのほかの対策
これまで紹介したのは、具体的なゴキブリ対策の方法ですが、そのほかにもそもそもゴキブリを部屋の中に入れないための対策を紹介します。
まず、アパートの1階や角部屋はなるべく避けることです。やはり、地面に近く、窓などの隙間が増える1階や角部屋はゴキブリが侵入しやすいです。筆者自身、1階のしかも、角部屋に住んでいますが、去年の夏はゴキブリ大量発生。なんとか今年はゴキブリに出合わないようにと、いろいろ調べ、こうしてここで紹介しています。
これからアパートを探すという方、ゴキブリ対策を1番に考えるならば、なるべく1階や角部屋は避けて選びましょう。
また、「ゴキブリがいなくなるスプレー」もおすすめです。ゴキブリの通り道やよく出る所にスプレーするだけで、約1ヵ月ゴキブリが寄り付かず、やがていなくなる、ゴキブリ用殺虫スプレーです。
まとめ
今回はさまざまなゴキブリ対策を紹介しました。暖かい季節、ゴキブリに悩みたくないならば、ホームセンターやネットで、今回紹介したゴキブリ対策グッズを入手しましょう。
また、ゴキブリ退治には冷静さが不可欠です。あわててしまうと、駆除する前にゴキブリを逃がしてしまいます。日頃から、何かハプニングがあっても、あわてず冷静に判断するよう心がけておきましょう。
以上が、ゴキブリ対策の全てです。是非参考にしてみてください。
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